子どもには、やりたいことをやらせてあげたい!と思っている親御さんも多いのではないでしょうか。
そのために必要となる教育資金ですが、どのように貯めていけばいいのか悩みますよね。
そこで今回は、教育資金の貯め方でおすすめの方法と、ファイナンシャルプランナーであるずぼらママが実践している方法をご紹介します。
教育資金の貯め方でおすすめの方法は?

それでは、教育資金の貯め方でおすすめの方法を1つずつご紹介していきます。
①給料から貯金分を差し引き、残った分で生活することで確実に貯金を殖やす
投資等他の方法で増やすにしても、まずは投資に使えるお金を貯めることが必要です。
その為に、支払われる給料から貯金する金額を差し引き、残ったお金で生活するようにします。
給料が振り込まれたら、生活費を引き出す前に貯蓄用の口座へ貯金分を入金するような運用をするといいでしょう。
給与から貯蓄にまわすお金がない、といった場合は、中学校を卒業するまでもらえる児童手当を貯蓄にまわすということから始めてみるといいでしょう。
②学資保険を活用する
子どもが生まれる前から、目にすることが増える学資保険の紹介パンフレットで、興味のある方も多い学資保険。
学資保険は、子供の教育資金準備を目的とした貯蓄型の保険商品。
毎月決まった金額を支払い、教育資金が必要なタイミングで満期保険金をもらい、そのお金を大学や専門学校で必要な費用で利用します。
銀行に預けるより高い利率となっていることが多く、貯金より効率的に教育資金を貯めることが出来ます。また、契約者が死亡するなどいざという時に、その後の支払が必要なくなるといった仕組みです。
ただし、学資保険の期間中は原則引き出しできず、途中解約すると解約時の返戻金が保険料を下回ることもあるので注意が必要です。
③ジュニアNISAを活用する
ジュニアNISAとは、日本に住んでいる0歳から19歳の方を対象とした未成年の子供のための少額投資非課税制度です。
年間で80万円を上限として利用することができ、配当金や分配金、売却益が非課税であることがメリットです。
デメリットとして、一度入金したお金は18歳まで原則として払い出すことができず、塾などの費用にあてるのは難しいです。
なお、ジュニアNISAは2023年で廃止されることが決定されていますのが、2024年1月から払い出し制限が撤廃される予定です。
ジュニアNISAの活用を検討される方は、早めに対応されることをおすすめします。
④低解約返戻金型終身保険を活用する
保険の活用として、低解約返戻金型終身保険を活用する方法もあります。
低解約返戻金型終身保険とは、通常の終身保険と比較して保険料が割安に設定されている死亡保険です。
保険料払込期間が終了した後に解約すると、支払った保険料総額以上の金額が戻ってきますが、途中で解約した際には元本割れします。
子どもの進学時期に合わせて保険料の支払期間を設定することで、解約返戻金を教育資金にあてることができます。
お金の専門家であるFPはどのような方法を利用している?

AFPであるずぼらママが実際に利用している教育資金の貯め方をご紹介します。
ジュニアNISAの利用
2023年で廃止されることが決定されていますが、ジュニアNISAを利用しています。
ジュニアNISAで実際に購入しているのは、株主優待のある株で、配当金の支払いもあるもの。
ジュニアNISAを最大限活用するために、高配当の株にしようかとも考えましたが、株主優待を通じて株の楽しさを子供たちに伝えたいという考えから、毎年優待株を購入。
2024年1月から払い出し制限が撤廃される予定なので、大学や専門学校の入学費用でなく、塾等の費用に利用したいと思います。
低解約返戻金型終身保険の利用
妊娠中から学資保険の加入を検討していましたが、学資保険より利率の高い低解約返戻金型終身保険に加入しました。
契約者にいざということが起こった時に死亡保険料として一定額が支払われるので、貯金を積み立てるより安心です。
ネット銀行を利用して貯金
ジュニアNISA、低解約返戻金型終身保険で大学や専門学校の費用を貯めていくのがメインですが、大学や専門学校の入学費用以外にかかるのが、習い事や塾の費用。
こちらについては、使いたいときに引き出せるネット銀行を利用。都市銀行等に比較して、ネット銀行はATM手数料の無料サービスを行っていたり、定期預金の利率が高かったりするのでおススメです。
給料から貯金分を差し引き、残った分で生活するようにし、この貯金分をネット銀行へ入金して貯金するようにしています。
教育資金の貯め方でおすすめの方法は? お金の専門家であるFPはどのように貯めている?~まとめ~

教育資金の貯め方でおすすめの方法として、
①給料から貯金分を差し引き、残った分で生活することで確実に貯金を殖やす
②学資保険を活用する
③ジュニアNISAを活用する
④低解約返戻金型終身保険を活用する
の4点をご紹介しました。各商品の特徴をふまえ、各家庭にあった貯め方をして、子どもにやりたいことをやらせてあげられるよう教育資金の準備を進めていきましょう!
コメント